【ひそかに忍び寄るシックハウス症候群】

ママ! ノドと頭が痛くて気分が悪いよぅ!

大丈夫?私も最近頭が痛くて調子が悪いわ。先日、新しい家具を買ってから調子が悪いわね...

それは、シックハウス症候群の症状のようじゃな!

あなた、誰?警察呼ぶわよ!

突然で失礼しました。通りすがりの化学者です。

ところで、シックハウス症候群って何なのよ?

家具や建材に使用されている木材や接着剤などから発生する化学物質が原因じゃ!その化学物質はホルムアルデヒドと言って発がん性のある危険な物質じゃ!

ひぇぇぇ!とても危険じゃない!どうすればいいの?

窓を開けて室内の換気をして空気の入れ替えをするのじゃ!

簡単ね!でも、昼間は窓を開けて換気が出来るけど、夜は出来ないわ!

それなら、ホルムアルデヒドを除去するコート剤で対策することじゃ!

それは使えそうね!どのような製品なのかしら?

ホルムアルデヒド除去専用のコート剤 モルディフィートが最適じゃ!国連機関のUNIDOに登録されている高性能な製品じゃよ。

それはすごく安心に使用出来るわね。もう少し詳しく教えてもらえるかしら?

もちろん!この下で詳しく説明しておるので、よく見て欲しいぞ。

シックハウス症候群という言葉を聞いたことはありますか?


日々忙しい日常において、なんとなく体調が優れないことは誰もが経験するでしょう。
しかし、その原因不明の体調不良が、新築やリフォーム、引っ越し、家具の新調後等に起きた場合は、シックハウス症候群の可能性があります。

下記にシックハウス症候群によある症状をまとめました※。
これを機会に、シックハウス症候群のセルフチェックしてみましょう!

目に刺激があり、チカチカする。目に刺激があり、チカチカする。鼻水、涙、咳が出る。涙が出る。
頭痛、めまい、吐き気がする。発熱する。疲れやすく、眠気がある。
皮膚が乾燥する、赤くなる、痒くなる。呼吸が苦しくなる。鼻や喉が乾燥したり、刺激や痛みがある。
※これら症状は、あくまで参考です。他の病気の可能性もありますので、症状が気になる方はまずはかかりつけの医療機関に受診することをお勧めします。

【シックハウス症候群を引き起こす原因物質】

シックハウス症候群の原因は、室内の空気中に含まれているVOC濃度が上昇している状態であると見込まれます。*VOC揮発性有機化合物(VOC = Volatile Organic Compounds)

揮発性有機化合物(VOC)は、建材や家具(タンス、椅子、机など)に使用されている合板や接着剤、プラスチック製品に含まれており、少しづつ揮発して室内に放出されます。

揮発性有機化合物室内濃度指針値
単位:/m3
利用材料建基法※2
測定/規制対象
ホルムアルデヒド100μg
(0.08ppm)
合板接着剤, 合板, バーティクルボード, MDF,
フローリング材、断熱材、ビニル壁紙、
壁紙施工用でん粉系接着剤など
〇測定
◎規制
アセトアルデヒド48μg
(0.03ppm)
自然木材から発生〇測定
トルエン260μg
(0.07ppm)
油性ニス、接着剤など〇測定
キシレン200μg
(0.05ppm)
油性塗料、アルキド塗料、
アクリル油性塗料、接着剤など
〇測定
エチルベンゼン3800μg
(0.88ppm)
油性塗料、接着剤など〇測定
スチレン220μg
(0.05ppm)
油性塗料、接着剤など〇測定
パラジクロロベンゼン240μg
(0.04ppm)
油性塗料、接着剤など
テトラデカン330μg
(0.04ppm)
油性塗料、接着剤など
クロルピリホス1μg
(0.07ppb)
(小児:0.1μg, 0.007ppb)
使用禁止物質◎規制
フェノブカルブ33μg
(3.8ppb)
ダイアジノン0.29μg
(0.02ppb)
フタル酸ジ-n-ブチル17μg
(1.5ppb)
油性塗料、接着剤など
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル100μg
(6.3ppb)
油性塗料、接着剤など
TVOC(暫定)400μg
参考文献、資料※1: 厚生労働省:室内空気中化学物質の室内濃度指針値について
※2: 建築基準法により、建物引き渡し時に室内空気濃度を測定して測定対象のVOCが基準値以下である事が必要。
規制対象は、使用する材料に含まれているホルムアルデヒドの量により、使用できる材料の量が定められている。

【シックハウス症候群とホルムアルデヒド】

 ホルムアルデヒドは、合板や接着剤、壁材など多くの建材や家具などに多く使用されています。
 そして、室内の空気中に含まれている揮発性有機化合物(VOC)の一番の問題にもなっているのです。

 その為、建築基準法により使用建材の制限等、様々な対策が取られています。しかしながら、完全にホルムアルデヒドを除去するまでに至っておりません。

 そもそも、なぜホルムアルデヒドはこのような注意が必要なのでしょうか?

 これは、ホルムアルデヒドが発がん性物質であり大変危険な化学物質だからです。

 それにも関わらず、今もなお建材や家具に使用する接着剤にはホルムアルデヒドが含まれており、日々の暮らしの中で放出の危険性が長期間にわたって続いています。

 例え室内の濃度が僅かでも、日常的に吸い込むことにより、シックハウス症候群や化学過敏症など身体的に影響を及ぼします。放出される量によっては、白血病などのガンを発生させる危険性もあります。
ホルムアルデヒド測定
ホルムアルデヒドの測定

【ホルムアルデヒドの除去方法は?】

では、どのようにホルムアルデヒドを除去すれば良いのでしょうか?

一般的によく挙げられるホルムアルデヒド対策は、室内の換気です。

しかしながら、部屋の広さや置いている家具などによりホルムアルデヒドの放出濃度は異なる為、換気だけでは十分な対策が取れていない場合が多々あります。

換気で窓を開ける
ホルムアルデヒド除去剤モルディフィートは、ホルムアルデヒドを除去する量を計算する事が出来る画期的なコーティング材料となっております。

これは、施工前に実際のアルデヒド濃度を測定して、この測定結果を基に室内のホルムアルデヒド放出材料からの全放出量を丸昌産業のオリジナルプログラムで算出した上で、適正な消臭コーティング剤 モルディフィートの使用量予め算出することが出来ます。

この計算結果で算出されたホルムアルデヒド除去剤モルディフィートを室内に塗布することによってしっかりとホルムアルデヒドを除去することが可能となります。
S-3T消臭性能計算式

【モルディフィートの適用場所】

Moldefeat S-3T application  ホルムアルデヒド除去剤 モルディフィートを、壁や天井、家具の中などに塗布して自然乾燥させることで室内に放出するホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなどの化学物質を吸着除去します。

 モルデフィートの特徴の一つとして、弊社独自の自動計算システムにより、室内のホルムアルデヒド濃度に合わせた適切な使用量とホルムアルデヒド除去可能量を算出することができます。

 そのため使用量を計算した上で消臭ホルムアルデヒド除去剤 モルディフィートの塗布を行えば、効果は建材・家具からホルムアルデヒドが放出している大量の量や長期的な期間でも消臭性能を持続することが出来ますので、安全で快適な生活空間を確保することが可能となります。

【豆知識:簡易的なホルムアルデヒド対策】

ホルムアルデヒドは、その特性上”水に溶けやすい”成分です。
その為、スプレーに水などを入れて噴霧すれば、水に溶けて床に落ちます。
その濡れた床を拭き取ることで、簡単にホルムアルデヒドを除去することが出来ます。
しかし、この方法は長期的な効果はありません。
数日間で効果は消失しますので、ご注意ください。